季節の刻

矢野 洋輔 展

板室温泉大黒屋では、2019年9月1日(日)より9月29日(日)まで、第13回大黒屋現代アート公募展大賞受賞者、矢野洋輔による個展「寝ている木 踊っている木」を開催いたします。矢野洋輔は、京都生まれ、2014年京都市立芸術大学美術学部工芸科漆工専攻卒業後、同大学院を2016年に修了。在学中から木の素材に魅了され、木の素地のみで作品を作るようになりました。桂、楠木、欅、栗、檜、銀杏、栃など、様々な木を使用し、年輪、木目、ふし穴や割れなど、木の素材本来の要素を活かしながら、木彫作品を制作しています。

矢野は本展示に向けて以下のように述べています。
「私も木も本来生きているものですが、作品はどうでしょうか。木を彫っている時、私と木以外のなにかも混ざり合ってかたちに現れます。創作が“生みなおす”ことになっていればいいなと思います」
本展示では、新作を中心に旧作も合わせておよそ20点の作品を展示いたします。この機会にご高覧いただけましたら幸いです。

*プレスリリース
*展覧会情報、作品画像等は大黒屋Blog、にて更新しております。