季節の刻

八木 史記 展

板室温泉大黒屋では2018年10月1日(月)から10月30日(火)まで第12回大黒屋現代アート公募展大賞受賞者、八木史記による個展を開催いたします。
 
 
 
 
「むかし、大きな橋の下やトンネルの中などで、その壁面をぼーっと眺めていると、コンクリートの塊の無機質で不気味な存在感に圧倒されることがありました。そんな時、自分の存在がとても脆弱なものに感じられ、うっすら絶望的な気分になってしまうほどでした。この無機質で凶暴な質感の人工物を制作の素材としてあえて用い、有機的な自然の形や、とらえどころのない記憶・意識が喚起されるような空間をつくり出すことを目指しています。それが、素材と、自己や自然との関係性を探っていくアプローチだと思っています。」

八木 史記

 
 
八木は子供の頃に感じたコンクリートがもつ圧倒的な存在感に対する原風景を基に、モルタルを作品の素材として制作しています。その人工的で無機質な素材を用い、樹木や葉、蔦などの自然の有機的な形をかたどることで、自然と人工物の関係性を追求し、その対にある関係性をあえて作品の素材と要素として内包させることで新しい風景を浮かび上がらせます。
公募展の大賞受賞からおよそ1年半、じっくりと時間をかけて制作してきた作品です。大小含め全22点を展示いたします。是非この機会にご高覧いただけたら幸いです。
 


 
 
*10月18日(木)20時からサロンにてアートを語る会(アーティストトーク)を行ないます。
*作家在廊予定日:10/6、7、18、19、20
*展覧会情報、作品画像等は大黒屋Blogにて更新しております。
プレスリリース