季節の刻

ヒカリ溢ルル

陽光がきらりきらりと硝子に反射し
水滴がぽつりぽつりとしたたる
天空の雫をすくい
水琴窟の音を奏でる

夏の朝

「ヒカリ溢ルル」

日暮れからぽつりぽつりと光が舞う
宵の風がふわりふわりとやってきて
音もなく小さな平家蛍が
愛の音を奏でる

夏の夜

美しい水と生きる
たった10日のちいさな命


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