季節の刻

黒川 大介 展

板室温泉大黒屋では2019年3月1日から3月30日まで、黒川大介展を開催いたします。 黒川大介は、福岡県生まれ、東京ガラス工芸研究所にてガラス制作を学び、文化財修復 などで有名な猿江ガラスに勤務後独立。昨年、栃木県市貝町に転居し工房を設立されました。

吹き硝子の技法で作られる作品は、「宙のうつわ」「銀河」「熔変銀河」「星雲」「黒曜」「月のうつわ」「望 金彩」など多様なシリーズで構成され、それぞれに違った表現が特徴的です。

銀の粒を細かく散りばめることによって、まるで宇宙空間のような景色を生み出す代表 作である「銀河」のシリーズは、光の当たり方によって表情が変化し、ぐい呑はお酒を注 ぐと一層深みが増し、揺らめく美しい景色が楽しめます。

また、近年新たな展開として制作しているシリーズ「星虹」は、様々な色のガラス原料を混ぜ合わせて作る器で、まるで隕石のような独特の質感を生み出しています。

本展示では、代表作である「銀河」のシリーズをメインに、人気の酒器、ぐい呑、片口、徳利、 ロックグラスや鉢、一輪挿しなど個展でしか観られない作品およそ250点を展示致します。 栃木県では初の個展となりますので、この機会にぜひご高覧ください。

*3/5、6、7、19、20、21は休館日のためお休みです。
*プレスリリース
*展覧会情報、作品画像等は大黒屋Blogにて更新しております。