季節の刻

渡辺 遼 & 須田貴世子 展

板室温泉大黒屋では、2019年8月1日(木)より8月30日(金)まで、渡辺 遼 & 須田 貴世子 展を開催致します。
長野県飯島町にて制作する金属造形作家のお二人。
渡辺 遼さんは武蔵野美術大学、空間演出デザイン学科卒業。鉄や銅、真鍮などの金属を使い自然物のような気配をまとったオブジェを主に制作しています。厚さ1mmの鉄板を切り出し、木臼と木槌で叩いて形作り、溶接により立体にし仕上げた作品は、手にもつと石ころのような質感。また作品の多くの中には小さな石が封印してあり、鉄と小石による優しい音がでます。
須田 貴世子さんは東京芸術大学大学院鋳金専攻卒業。金属鋳造による、ブロンズ作品、オブジェや日用品を制作しています。自身の生活の身近にある、植物や山、空の風景などをモチーフにつくるオブジェや、花器や敷板などの日用品、ペンダント、帯留めなど身に付けられるものを制作されています。
鋳造は金属を溶かし、鋳型に流し込んで成型するとても手間のかかる手法ですが、経年変化として徐々に変わっていく色合いを楽しめます。本展示では、およそ150点の作品がご覧いただけます。この機会にぜひご高覧ください。

*プレスリリース
*展覧会情報、作品画像等は大黒屋Blog、にて更新しております。