板室温泉 大黒屋

6月のサロン展示は、松岡信夫 鉄楽展を開催致します。

松岡さんは、京都府出身。京都市立美術大学（現芸大）を卒業し、ディスプレイ会社で店舗、ウィンドウの演出にたずさわったのち、純粋な芸術表現と日常用具との橋渡しを目指し制作活動に転向。
現在は千葉県東葛飾郡にアトリエを構え、「松岡信夫＋アインズ」として鉄を主材にガラス、木等を扱う作家たちとともに制作を行っております。多くの個人宅、店舗、公共施設の内外装や照明など幅広く手がけるなか、定期的に展覧会の開催も行っております。

2009年以来7年ぶりの大黒屋での個展となる今展示では、自然に出来た魅力的な形を選び、意図した造形と一体化させた作品を制作。長い年月を経ることで生まれる美しい錆び、強い力を加えて変化した形、熱を加え溶けだしてでる表情が美しい鉄の作品群、壁飾り、吊り花器、置花器、パーテーション、照明。そして木を割ったり、荒く削りだしてできた作品群、壁吊台、置物、照明を展示致します。ぜひご高覧ください。

＊6月18日(土) 20時からサロンにてアートを語る会（アーティストトーク）を行ないます。
作家在廊予定日：6月1,2,3,4,5,17,18,26日
展覧会情報はBlogにて更新しております。
 
 

 
 
 
個展歴
1991　「暖あかり展」
1998　「よろこび展」
2002　「鉄楽」青山バドアール（東京）
　　　「鉄楽」大原・日本庭園（京都）
2004　「古都奈良三会場展」薬師寺・萬京、菊水楼、アートサロン宮崎（奈良）
2005　「松岡信夫　鉄楽展」gallery ten（千葉）
2009　「松岡信夫展」板室温泉大黒屋（栃木）
2012　「松岡信夫　-鉄の造形展-」Azabujuban-Gallery（東京）
2013　「松岡信夫　鉄楽－火と水のある暮し－」Azabujuban-Gallery（東京）
2014　「松岡信夫　鉄の造形展」Azabujuban-Gallery（東京）
他多数

著書：「鉄楽―造形家・松岡信夫の仕事 打ち鍛えられた鉄の装具」
2003　 エフジー武蔵