季節の刻

川野 恭和 展

板室温泉大黒屋では、2018年2月1日(木)より2月27日(火)まで、陶芸家川野恭和の個展を開催いたします。
川野恭和は鹿児島県に生まれ瀬戸で窯業を学んだのち、富本憲吉・濱田庄司に師事した民藝磁器制作者の陶芸家瀧田項一に師事。1980年に独立してからは独自の青さをたたえた磁器を中心に制作し、国展や日本民藝館展などで高い評価を受け日本民藝館展の審査員もつとめました。
暮らしの中で使って楽しい作品を制作したいという思いの元、鎬・面取り・彫文などの装飾技法を駆使して平皿などの和食器からコーヒーカップまで幅広い作品を制作。白磁、瑠璃釉に加えて染付を中心に伝統も踏まえた絵付けの作品も手がけています。
今回で4回目となる大黒屋の個展では、普段使いの食器、人気のコーヒーカップや花器など多くの作品を展示致します。ぜひご高覧ください。
 
 
 
 
プレスリリース
展覧会情報、作品画像等は大黒屋Blogにて更新しております。
 
 


 
 
 
略歴
川野 恭和 Michikazu Kawano
1949年 鹿児島県に生まれる

1974年 瀬戸窯業専修訓練校卒、滝田項一に師事
1980年 鹿児島県大口市に艸茅窯をかまえる
1984年 国展前田賞受賞

1991年 日本民藝館展奨励賞受賞
ほか個展、グループ展多数