季節の刻

山本 雄基 展

板室温泉大黒屋では、2018年8月1日(水)より8月30日(木)まで山本雄基の個展を開催いたします。

山本雄基は2010年に第5回大黒屋現代アート公募展にて大賞を受賞したのち、海外でのレジデンスや大型のアートフェアへの出品など国際的な発表の場でも活躍している新進気鋭のアーティストの1人です。その作品の多くは何層にもアクリルメディウムの透明層と色彩の層を重ね、「描かれた円」とマスキングによって「切り取られた円」が重なり合い、平面に奥行きや重なりを感じさせながら捉えどころのない曖昧さと法則性を潜ませた絵画で、美術史における絵画のありようを独自に追求し続ける作家として注目されています。
本展では新作絵画、大小15点の出品を予定しています。国内外で新作を期待される作家の最新作をこの機会にぜひご高覧ください。

*8月3日(金)20時からサロンにてアートを語る会(アーティストトーク)を行ないます。
*作家在廊予定日:8/1、2、3
*展覧会情報、作品画像等は大黒屋Blogにて更新しております。
プレスリリース


略歴
1981 北海道帯広市生まれ
2007 北海道教育大学大学院 教育学研究科 教科教育専攻美術教育専修(西洋画)修了
2010 第5回大黒屋現代アート公募展 大賞
2012-2013 札幌市の助成を受けベルリン滞在
2014 「VOCA2014」(上野の森美術館 / 東京)
2015 第30回ホルベインスカラシップ 奨学生
2017- naebono art studio 共同運営

現在 札幌在住
個展、グループ展、アートフェアへの出品多数