季節の刻
中村 功 展 -和紙 絵-
板室温泉大黒屋では2022年12月17日(土)から2023年1月9日(月)まで、中村 功展 -和紙・絵- を開催いたします。
中村功さんは徳島県那賀町拝宮という標高600m、四国の南東部を流れる那賀川の支流に沿った自然豊かな山間地で拝宮和紙の伝統を守りながら制作を続けておられます。和紙の原料となる楮から自身で育て、拝宮の地を流れる上質な水を使い、化学薬品や機械は一切使わず一枚一枚昔ながらの技法で作っていらっしゃいます。2019年6月に大黒屋で初めて個展を開催した以来、今回で2回目の展示となりますが、本展は中村さんが和紙に描く絵にスポットを当てた展示となります。中村さん本人も初めてとなる試みですが、毎年干支の絵を描いているその絵がなんともユニークだったので今回は特別に絵の展示として開催することになりました。年末年始の会期ということもあり様々な干支の様々な’表情’をお楽しみいただけたら幸いです。また伝統的な和紙の原紙や普段の生活にも使いやすい便箋、封筒、懐紙、一閑張の花器、敷板、ライトスタンドなども一部展示販売いたします。この機会にぜひお越しください。