季節の刻

Ephemera 展 -本・印刷物-

Ephemera(エフェメラ)とは、展覧会の案内状やパンフレット、ポスターなど、一時的に制作される印刷物を指します。語源はギリシャ語 ephemeros(儚い)に由来し、本来は短命で消えゆくものを意味します。
展覧会が終われば役目を終えるこれらの紙片には、その時代の空気や美意識、デザイン、作家や場所の痕跡が凝縮されています。出来事の周縁に生まれたもうひとつの表現であり、作品そのものではなく、それを取り巻く時間や場の記憶を静かに留める存在でもあります。本展では、濱中敦史氏が長年収集してきたエフェメラに加え、ens(苑ス)の鈴木貴也氏の協力のもと、展示と販売を交えながらご紹介します