季節の刻

菅木志雄の庭と向き合う

アートをどう見るのか? どう感じるのか?
とても一言では伝えきれません

大黒屋には菅木志雄の作品が数多く展示されています
なぜなのでしょう?
それは菅さんの作品が 大黒屋のつくろうとしている場つくりにピッタリとはまるからです
どこまでも続く自然 表情を変え続ける季節 人が行き交う景色
作品はそこにあるすべてのモノとの繋がり 関わり合いを感じさせます

菅さんの作品は 自分の解釈で 自分の感覚で 自分の尺で 作品に耳を澄ましてみることができます

なぜならそれは強く大声でコンセプトを主張せず 場に溶け込んだ作品だからだと思います
それぞれの人が見たいと望んだ瞬間に見えてくる作品なのです

大黒屋は自美をお手伝いできる場つくりを目指しています
自然に溶け込み 季節とともに表情を変え 景色と調和する
菅さんの作品は 自分の中にある自分自身で見ることのできる作品です

そっと自身の声に耳をかたむけてみる
菅 木志雄の作品を通して 自身の声が聞こえてくるかもしれません

風の耕路
集空庭
天の点景