季節の刻
杉山 洋二 展
板室温泉大黒屋では2018年4月1日(日)より 4月29日(日)まで、ガラス作家杉山洋二の個展を開催いたします。
杉山洋二は通常のガラスより透明度が高いセミクリスタルガラスを用い、宙吹きの技法で作品を制作しています。セミクリスタルの透明度、光の屈折率の高さ、加飾のしやすさという特徴を存分に引き出し、青や緑などの色味や金箔、ねじり、棘や玉をつけるなど、ガラスがもともと柔らかな素材であったことを思い起こさせる美しい姿の作品の数々。
本展は春の光が美しい季節にふさわしいグラス、ボウルなど洋食器。花器や、酒器、小鉢などの和食器と、多様な作品をまとめてみることができる機会となります。ぜひお運びください。
プレスリリース
展覧会情報、作品画像等は大黒屋Blogにて更新しております。
金属製のパイプに柔らかく溶けたガラスを巻きつけ息を吹き込み器を作る。
面白い技法だなと思います。この宙吹きガラスという技法で
優しく柔らかいフォルムが表現出来ればと日々、窯に向かっています。
杉山 洋二
略歴
1966年 茨城県生まれ
1996年 茨城県笠間に工房開設
主な個展・グループ展
もえぎ(益子)、starnet(益子)、ギャラリーキミ(笠間)、笠間工芸の丘(笠間)、
回廊ギャラリー門(笠間)、manufact jam(つくば)、あるぴいの銀花ギャラリー(埼玉)、
KnulpAA gallery(東京)、たから園現代工芸(栃木)